メリット・デメリット

イントラレーシックはレーシックの中でも近年登場した新しいレーシック方法です。そのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

まずメリットを並べてみます。

・フラップ作成がコンピューターによるレーザーで行われるため、従来のフラップ作成より安全
・従来のレーシックよりもフラップを薄く作成できる
・ドライアイなど合併症になりにくい
・視力回復効果が早期に出てくる
・強度近視患者でもレーシックが可能

次にデメリットを並べてみます。

・費用が割高かつ実施クリニックが少ない
・フラップの接着までに時間がかかる
・フラップ内で炎症を起こしやすい
・レーシック大国であるアメリカで案外普及していない
・実施の歴史が短いため長期的なイントラレーシックの安全性がわからない

以上のことが挙げられます。

メリットについてはレーシックに関するいろいろなサイトでもイントラレーシックの従来のレーシックにおける優位性などを強調しているのでどこかで聞いたことがある事項が多いと思います。中でもフラップ作成の精度、正確さが上昇したことは強く言われています。しかしエピレーシックやLASEKなどが登場してきた理由を考えてみてください。これらはマイクロケラトームによるフラップ作成の問題点を解決するために開発されたレーシック方法です。フラップ作成におけるリスクが軽減したもののまだ存在する、ということもデメリットの一つとして挙げられるかもしれません。また合併症になりにくいというメリットの一方でイントラレーシック特有の合併症の発生が危惧されています。これはイントラレーシックがまだ開発されて間もないレーシック技術なため、長期における安全性がしっかり確保されていないというデメリットも内包しているといえるでしょう。

デメリットを見ていくと、やはりフラップにおける問題点が指摘されています。また注目するべきは、レーシック大国アメリカで意外とあまり普及していないことが挙げられます。アメリカでは従来のレーシック方法の方がイントラレーシックよりも一般的に行われています。このことは日本でもいえます。あるクリニックではイントラレーシックよりも長年にわたる従来のレーシックの安全性にプライオリティを置いてイントラレーシックを見送っているということもあります。イントラレーシックは数年後フラップ問題など問題点をクリアし、かつイントラレーシックに必要な機材等が大手クリニックから一般のクリニックへと広がっていきコストの面が解決すれば、今以上に普及するのではないでしょうか。